海外FXの両建てとは？使い方や注意点を解説

 

海外FXにおける両建てとは？

海外FXの両建てとは、その名の通り買いと売りの両方のポジションを持つことをいいます。両建てをすれば為替が動いても一方は含み益、一方は含み損となります。

つまり、双方の利益と損失が相殺されるトレード手法が両建てです。ロスカットのリスクを抑えられるなどのメリットがあるため、初心者にもおすすめの手法と言えるでしょう。

海外FXの両建てが違反となるケース

両建てが違反となるケースは以下の通りです。

それぞれ詳しく見ていきます。

1点目のケースはボーナスを利用しているケースです。海外FX各社では口座開設ボーナスや入金ボーナスが受け取れます。

これらのボーナスはトレードに利用できますが、ボーナスを使った両建ては禁止されています。

 

ゼロカットシステムを悪用した両建ても禁止されています。ゼロカットシステムとは、口座残高以上の損失をカットしてくれる仕組みで、追証が発生しないメリットがあります。

このゼロカットを狙い両建てをすると、禁止行為に該当してしまうので注意しましょう。変動率の高い通貨ペアで両建てをするとゼロカット狙いと思われる可能性が高いです。

そのつもりがなくともペナルティの対象となるので、くれぐれも注意してください。

 

海外FX業者の多くでは同一口座間の両建ては認めていますが、複数口座間での両建ては認めていません。

 

海外FXで両建てを行う方法

それでは両建てを行う方法を見ていきます。

 

スワップポイントを狙う

1点目の手法はスワップポイントを狙うことです。スワップポイントを狙った両建ては非常に堅実な手法であるため、初心者のうちは大変おすすめできます。

ポジションを持っているだけで金利差分の損益が得られます。

 

異なる通貨ペアでの両建て

相関性が高い通貨ペアを擬似的に両建てする手法も1つです。上でご紹介したスワップポイント狙いの通貨ペアは合計がマイナスとなるケースが殆どと言えます。

しかし、擬似的な両建てをすればスワップポイントをプラスにすることも可能でしょう。

 

トレンドの方向性が決まるまでキープしておく

両建てはトレンドの方向性が決まるまでキープする手法がとれます。トレンドの方向性が決まるまで決済をしなくても利益を維持できるのは最大のメリットではないでしょうか。

含み益を確保したままロングかショートの決済をすれば、さらに利益を増やせるでしょう。

 

両建てはロスカット防止にもなる初心者におすすめの手法

当記事では海外FXの両建てについて解説していきました。両建ては同じ通貨ペアの買いポジションと売りポジションの両方を持つことです。

市場の動きがわかるうえに、ロスカット防止にも役立ちます。しかし、その一方で両建てを禁止しているシチュエーションは多くあるので、違反行為に該当しないように注意してください。